新日本プロレスを物語る!

新日本プロレスという最高の『物語』、それは必然と偶然が織り成す感情のドキュメント!主役は、レスラー全員です。

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主役は、レスラー全員です。

ライガー物語【後編】 獣神、引退。

物語の結末はあっても、歴史は終わらない。f:id:njpstory:20190308000937j:plain

前回からのつづきとなります。前記事をまだ未読の場合はぜひ一読してもらえたらと思います↓ 

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 今回は『獣神サンダーライガーというプロレスラーの一体何が最も凄いのか?』この点に焦点を絞り具体的な事例を挙げ、簡単ではありますが後編を書いてみます。

 

今でこそ新日ジュニアの盛り上がりはヘビー級戦線には負けない盛り上がりと独自の色合いを濃くしていますが、こういったジュニアのムーブメントを既に起こしていた選手が居ます。それが獣神サンダーライガーです。

 

例えばここ数年でいえばKUSHIDA高橋ヒロムジュニア級の地位向上を謳っていましたが、それを既に20年以上前に実践していたジュニア選手が居ます、そうですライガーです。

そしてまた、ジュニアという階級の枠に囚われず、階級の壁を壊す挑戦をしているオスプレイが現在進行形で話題を振りまいていますが、実はこれもまた既に20年以上前に実践していたジュニア選手が居ます、これもライガーなのです

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ジュニアの地位向上そして階級の壁への挑戦

ジュニア選手のトップ所が今でもこれをテーマに掲げたりするのをよく目にするわけですが、これはある種の良い意味での焼き直しでもありますし、再生と進化の連続でもあります。

 

それはすなわち、ライガーを十代の頃に見た現在のジュニア選手達がそれほどまでにライガーの影響を受け、自分達もライガーのやった事をやりたいという憧れが染みついている事が言えるわけです。

 

そしてその起点となった男であるライガーが、レジェントとして称されるのは至極当然な事実でしょうね。

 

時を遡る事、約24年前です。ライガーがジュニアの地位向上の為に行った代表的なものがこの年にありました。

それは新日本プロレスの団体の枠を超えたビッグイベントの形で立ち上げられたものです。その名はスーパーJカップ』。団体の根を越えた日本プロレス界ジュニア級最大となるトーナメント大会です。

 

ジュニアの活性化を目的としライガー本人が大会の開催を提案しました。

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この時、会社と他団体のパイプ約としてライガー自ら動き、リング内外でその働きを尽力したわけですね。このライガー発案の大会の一番の見所は団体の規模に囚われず、いわゆるインディと呼ばれる小規模な新興団体にも呼びかけた事です。

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1994年の第一回大会のこの時は、WCW・みちのくプロレス・FMW・EMLL・SPWF、そして新日本の6団体という夢の競演となりました。ジュニアを盛り上げたい、ライガーはこのテーマを自身の団体だけではなくプロレス界全体に発信したわけです(それが廻り廻って新日本の利益に繋がっていくことも当然見越してのものであったでしょう)。

 

ちなみに、この第一回大会では、現在新日本プロレスにその身を置くまだ若手の若手だったTAKAみちのく選手や外道選手らが大きなインパクトを残しました。ジュニア選手にスポットを当てる、そしてその為の場所を提供する。ライガーがジュニアの将来を見据えた行動は24年も前から実践していたのです。

 

このジュニアの大会が一つの起爆剤となり、他団体との交流も継続的に活性化が進みます。ライガーはさらにここでジュニア革命の歩みを止める事をせず、なんとジュニア8冠王座の制定たるものまで推し進めました。

実を言うなら、この時はジュニア級の方が盛り上がってるんじゃないかという意見もファンには多数おり、ジュニアの地位向上の成果は大きく得られていたと捉えても過言ではなかったのではないでしょうか。

 

次に、階級の壁への挑戦についてです。

最近のまだ新しい所ですと、オスプレイ(NEVER王者)VSジェイホワイト(IWGPヘビー級王者)などもそういったテーマにおける戦いと言えたでしょう。

しかしこれもまた、24年も前に既にライガーが作った流れです。

 

当時IWGPジュニア級王者だった獣神サンダーライガーと、当時IWGPヘビー級王者だった破壊王・橋本真也がシングルで激突しました。

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この時のライガーは別にヘビー級に転向したわけではなく、あくまでもジュニア級戦士としてヘビー級の王者と戦ったのです。そう、あくまで自分はジュニア級の代表でありジュニア級の王者として誇りを持って、というスタンスだったわけですね。そこがライガーの本当に素晴らしい所でもあります。

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しかもライガーはここで終わりません、ライガーの階級の壁への挑戦は更に進化します。

このジュニア級王者VSヘビー級王者を実現してから約6年後、なんとライガーはヘビー級の真夏の祭典であるG1への出場を会社やファンに猛アピール!

そして実現します。ジュニア選手としてヘビー級のリーグ戦への出場、ライガーはもはや階級の限界突破を成し遂げていたわけです。G1の戦績結果は思わしくありませんでしたが、この時のライガーのダークホース感は異常に高まり、ファンにとってはG1の面白さや楽しみ方の幅が一気に広がりました。これもライガーのおかげですね。

 

ここまで階級の壁において功績を残したライガーですが、そのあとも特にヘビー級転向への意志を持つことは無く、生涯ジュニア級を貫いたのです

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これが獣神サンダーライガーという物語の一番の核たる部分でしょうね、ライガーが実践してきたムーブメントは全てジュニアの為であったわけです(自身が楽しいと思えることをやった本意も大きくあるでしょうが)。それは自身がヘビー級転向への足掛かりとする策略等では一切無く、混じりっ気無しの純粋かつ純情たるジュニアへの想いで他ならなかった・・・。

 

いかがでしたでしょうか。これが獣神サンダーライガーというプロレスラーの一体何が最も凄いのか?のアンサーになります。

ジュニア級にこだわったこそ成し得た歴史がライガーそのものの物語であり、その物語は現在も多くのジュニア選手達に語り継がれ、歴史は繰り返されています

 

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ライガーという物語は終幕を迎えますが、その物語を読んだ多くの少年達の中からまた新たなジュニア選手達がその歩を進めようとしている。

これはまさに終わりと始まりが常に等価値としてある事を証明しているのかもしません。

 

物語の終わり、それは始まりの物語でもあるのでしょうか。

獣神サンダーライガー、本当に凄いプロレスラーです。

 

 

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